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乳房再建体験記

目 次


 はじめに

 1.形成外科クリニックへ
  (2005年8月)

 2.健側豊胸決意
  (2005年9月)

 3.バッグ入れ替え手術
  (2005年11月)

 4.術後〜抜糸
  (2005年11月)

 5.術後1ヶ月
  (2005年12月)

 6.その後の3ヶ月
  
(〜2006年3月)

 7.乳頭作成術
  
(2006年4月)

 8.乳輪形成術(1)
  (2006年6月)

 9.乳輪形成術(2)
  
(2006年7月)

 10.ついに完成!
  
(2006年9月)

 おわりに




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8.乳輪形成術(1)


やっと!やっと!乳房再建の最後の仕上げ、乳輪形成。

乳がんの手術時にエキスパンダーを挿入し、その後シリコンへ入れ替え、乳頭作成、ここまで1年半かかりました。ふぅ。
乳房再建について解説している本や、再建を扱っている医療機関のホームページなど読むと、1年もあれば余裕で完成すると思ってしまうけど、実際は1年以上かかる人が多いそうです。
私なんて特にトラブルらしきこともなく順調なほうだと思うんだけど。

 乳輪は刺青で作ります
1回染めて、1ヶ月後くらいに色の入り具合や大きさなど確認して、修正が必要なら2回、3回と施術します。2〜3回施術する人が多いそうです。


ところで、こんなこともあるのねぇ〜、ってことが。
乳頭手術の抜糸後に貼ってくれたテープ。
自然に剥がれてくるまで貼りっぱなしでいい、という話だったけど、いよいよ乳輪形成の日が近づいてきて、取れずに残っていたテープを全部剥がしてみた。
すると、胸を見下ろしているときには、ちょうど影になって見えなかったんだけど、鏡に映った乳頭の下側に黒いモノが見えるじゃない!
かさぶたかな?とも思ったけど、手鏡を持ってきて、よーく見たら、なんか糸みたい・・・。
抜糸のときに見落とされたのかしらね〜?


 2006年6月9日(金) 乳輪形成術

乳輪形成を受けてきました。
刺青入れるのって、音・振動・器具、まるで歯医者さんで治療しているようでした(^_^;)

1.健側の乳輪に紙を当てて型を取り、型紙を作る
2.型紙を再建側に貼って位置を決める
3.マジックで印を付ける
4.患部に麻酔を注射する
5.インクの作成:30色くらいあるインクから、何色か混ぜて健側に近い色を作る
6.色を入れる:皮膚を器械(針)で引っ掻きながらインクをのせて色を付けていく
7.最後に薬を塗りガーゼとスポンジ(例の輪っか)で保護

位置を決めるまでが結構時間がかかりました。一度色を入れてしまったら、消せないからねぇ。かなり慎重に決めました。

出来上がったところで見せてもらった乳輪は真っ赤。痛そう。もちろん麻酔しているから全く痛みはない。
と思ったら、4時間くらいしてズキズキ・ヒリヒリし始めた。2、3時間で治まったけど・・・。

今日明日は患部を濡らさないようにすればシャワーはOK。
湯船で半身浴は×です。お酒もダメ。これは、血流が良くなると血の色が定着して赤みの強い色になってしまうため、だそうです。

乳頭を立ち上げて作った人の場合は、乳頭部分が染まりにくいので、最低でも2回やらないと満足いく仕上がりにならないそうです。
やはり、お胸完成はもう少し先ね。

ところで、先日見つけた黒いモノはやはり抜糸のときに見落とされた糸でした。今日一番痛かったのは、この糸抜くときだったかも・・・。


施術後は・・・

 
 ・当日と翌日は濡らしちゃダメ。
 ・翌々日からシャワー浴OK。シャワー後は患部に塗り薬。
 ・薬は患部が乾いてくるまで。
 ・1週間ほどでかさぶたができる。かさぶたができたら湯船に入ってよい。

というわけで、“かさぶた待ち”の日々。
そして、乳輪の色は徐々に変化していくので、観察日記が書けそうなくらい(笑)



 2006年6月11日(金) 施術3日目

夕方、ガーゼをはがしてシャワー。
やっぱり頭のてっぺんからシャワーを浴びられるのは、気持ちええわぁ〜(*^。^*)
濡らしちゃダメ!っていうと、髪を洗うのが大変で・・・(汗)なんだか洗った気がしないしね。

ただし、シャワー浴可能といっても、濡れてもOKという感じで、シャワーを勢いよく患部に直接当てたり、ゴシゴシ洗うのは厳禁です。
色が落ちてしまうことがあるそうです。
シャワーの後は、軟膏(抗生物質)を塗り、スポンジの輪っかを付けます。

刺青の乳輪は、赤くて痛々しいのを想像していたんだけど、インクの色そのものって感じです。最後にヘラみたいなのでインクをたっぷりのせてたからかな。
なんか茶色っぽいなぁ・・・、と思うけど、刺青入れた時の健側はこんな色だったんだね。

乳輪って気温なんかで大きさや色が変わったりするもの。
私の場合、大きさの変化を感じたことはないけれど、色は確かに変わる!
だから健側の色に合わせるのって難しい。
今、健側はもっと赤っぽい色になってる・・・、左右で全然色が違う。
刺青のほうも色落ちしたり変化すると思うので、最終的にはどうなるんでしょ?自然な感じで仕上がるといいのだけど。



 2006年6月17日(土) かさぶた?

施術後約1週間でかさぶたができる・・・はず。
かさぶたができれば湯船に入れるようになる。それに薬も塗らなくていい。
早くかさぶたができないかなぁ、と“かさぶた待ち”の日々・・・。

そして、やっと!ついに!それらしきものが!
日焼け後の皮剥けのような感じで、ひらひら剥けてきた部分がある。
かさぶたといっても、怪我をしたときのような厚くて硬いものではなく、薄い膜のようなもの、と聞いている。
薄い膜なら、たぶんコレがかさぶたなのかな、と思う。
あるいは、刺青の際の最後にたっぷり塗ったインク。皮膜のようになっていたのが乾いて剥がれ落ちただけなのかもしれないけど・・・。
かさぶたなのかインクが乾いたものなのか、見てもよく分からない。一体化してるのかな・・・?

どちらにしても患部は完全に乾いているので、薬を塗るのはや〜めた!
明日からお風呂にも入っちゃお〜♪



 2006年6月18日(金) 施術10日目

どうやら乳輪部分の半分くらいが剥けたみたい。
剥けると赤っぽくなっているのかな、と想像していたんだけど、そんなことないのね。
剥けた部分は、施術後に感じていたよりも薄い色になり、こってりと塗られていたインクもなくなって、わざとらしさがなくなったというか、より自然で本物に近くなったような気がする。
輪郭のぼやけ具合もいいみたいです。
乳頭の部分は、まだ一皮しっかり被っているよう。ペロンと剥けるのが楽しみです。

ところで・・・、乳頭再建からもうすぐ2ヶ月になるんだけど、乳首がだんだん低くなってきているのよねー(-_-;)
そういえば、刺青のときにも注意されたんだっけ。
高さを保つために“つまみ出し”。刺青後は痛くてつまめなかったけど、そろそろ大丈夫かな。
入浴時、乳首をつまんで、引っ張り出すようにマッサージ。
これってエンドレスに続けなきゃならないのかなぁ・・・?こんどクリニックに行ったら聞いとかなきゃ。



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