4.告知
2004年10月12日(火) 乳がん告知
マンモトーム生検の結果を聞いた。 8本採った組織片のうち2本から悪性の細胞が見つかった。 非浸潤がん、0期。 マンモでカテゴリー5だから、ほとんど決定的!と覚悟していたものの、やはりショック。 でも、よく言われるように、「頭の中がまっ白になる」っていうのはなかった。
先生は、紙に書きながら、診断から今後の治療のことまで説明してくれた。 手術は、全摘、あるいは希望すれば全摘+再建するという。 これまで何冊もの乳がん本を読んでいたので、石灰化が広がっていると早期にもかかわらず全摘になってしまう、ということは知っていた。 でも、一応聞いてみた。 私
「全摘になっちゃうんですか?」 先生 「あなたの場合は石灰化が広がっているからね」 私 「えっ?どこに?」 先生
「ほら、ここ、ここにも」 フィルムを目の前に突きつけられた。 かわいくない態度!ムッとした。 けど、事実、白いツブツブが乳頭近く、それに中央にも。 これじゃ温存ってわけにいかないのは分かるが、ハイそうですか、とすぐに受け入れることは出来なかった。 黙り込んでいると、MRIをやって、その結果をみてから決めましょう、ということになった。
それにしても、症例写真として提供したくなるくらい見事な微細石灰化像だった。
午後から会社に出た。 他の課はざわついているけど、私のところは誰もいない。みんな出かけて直帰のようだ。 誰とも口聞きたくないし、とにかく一人になりたい気分だったので、助かった。
家に帰って、母に「悪性だった!」と告げたら、「あら、まぁ・・・!」だって。 どうやら、<悪性=乳がん>とは思っていないようだ。 手術までにはちゃんと話さなきゃ、と思うと気が重い。 あぁ〜、厄介なことになっちまった!
2004年10月14日(木) MRI
検査着に着替え、造影剤を入れるための針を刺し、耳栓をした。 MRIというと仰向けに寝るものだと思っていたら、うつ伏せで検査だった。 うつ伏せは苦手だ。息苦しい。 検査の半ばで造影剤を注入した。 身体が熱くなって、なんだか気持ち悪い。 おまけに酷い騒音。頭に響いてくる。耳栓してるのにぃ・・・ 家のすぐ前で道路工事してる、って感じ。 終わったら頭がボーっとしていた。
2004年10月17日(日) スモールミーティング
キャンサーネットジャパン主催のスモールミーティングに参加した。 乳房再建を考えてる人、すでに完了してる人などが集まって、情報交換する会だ。 コーディネーターのMさんの他、参加者は私を含めて5名だった。
再建体験者の方に直接話を聞けたのは良かった。 タイミング良く、こういう会に参加できたのは、とてもラッキーだったと思う。
痛みや異物感がないのか、エキスパンダー入れてる間は普通に生活できるのか、など不安に思っていたことが解消できた。 シリコンやエキスパンダーの実物も手にとって見せてもらうことができた。 最後に再建した胸を披露してくれた。
余談ですが、スモールミーティングはオブザーバーとしてNクリニックのN先生が出席することになっていますが、この日は急用とかで欠席されました。 もし、この日N先生と話をしていたなら、再建手術はN先生のところでやってもらってたかも。きっと縁がなかったのね。
2004年10月19日(火) 手術日決定
MRIの結果、石灰化以外に悪性を思わせるようなものは無いということだった。
全摘しなきゃならないなら、再建してください、とお願いして手術の説明を受けた。 11/22入院、11/24手術、11/30退院、という日程になった。 隣の部屋に移って、看護師さんから入院手続き等、詳しいことを聞いた。 病院のHPには、入院中は外科レジデントが主治医になると書いてある。そうすると執刀医は、そのレジデントになるのか?心配だから一応確認したら、その時にならないと分からないみたいだ。でも「N先生がいいなら頼んでおいてあげるわ。」と言ってくれた。
危な〜い、執刀医は確認しないとね。 私、会ったこともない医者に切られるところだったのかも。
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